オリジナルワンピース試作のつづきです!
このワンピースは、ドレープ感の美しいシルクウールの風合いを生かすために毛芯(けじん)で仕立てています。
今回は襟の仕立てについて紹介します。
生地に合わせて婦人服用の柔らかい毛芯を使用しているので、衿全体を支える台衿部分には毛芯に加えてアルパカを力布(ちからぬの)として挟み込み、ハ刺し(はざし)を施しました。
柔らかいラインを表現したい羽根衿部分は、毛芯にゆとりを加えながら丁寧にハ刺しを施すことで、柔らさを保ちながらも力強い衿に仕上げる事ができました。
Staff (Osaka Kyoto) Kawachi